投稿日 2022年5月15

                 更新日 2022年5月15日

こんにちは
和する心で、世界を包む
みむちゃん こと、
旅人の吉見淳史です。
お金の学校®の校長先生をしています。
 
このブログでは、
 
時間がかからず、ストレスのない
 
『ほったらかし投資』 について
 
ゼロから、わかりやすく
解説していきます。
 
今回は、
 
「つみたてNISAは、
 
どの投資信託を買えばいいの?」
 
という疑問に答えていきます。
 
それでは、一緒に学んでいきましょう!

   

  

    《記事の内容》
 
 1. ネット証券で投資信託を購入しよう
 
 2. 米国ETFから、投資信託を選ぼう
 
 3. どんなファンドを買うべきか
  ① ノーロード(販売手数料ゼロ)
  ② 信託報酬が低い
  ③ 運用期間が3年以上
  ④ 純資産額が増加傾向
 
 4. SBI証券のおすすめファンド
  ① S&P500指数 連動型
  ② 米国市場全銘柄 投資型
 
 5. 楽天証券のおすすめファンド
  ① S&P500指数 連動型
  ② 米国市場全銘柄 投資型
 
 6. まとめ
 
 
  

1. ネット証券で投資信託を購入しよう

 
はじめて、投資を始めたい
と考えている方の疑問は、

「つみたてNISAや、
 
iDeCo(イデコ)で、
 
どの投資信託を買ったらいいのか?」
 
だと思います。
 
でも、その前に
 
つみたてNISAや
iDeCoをするためには、
 
証券口座を開設しなければなりません。
 
そのときに、
 
銀行や、対面の証券会社を
 
選んではいけません。
 
最も高いコストは人件費です。
 
運用利回りを左右する
 
コスト(手数料率)
 
敏感になりましょう。
 
また、金融機関によって、
 
選べる商品の幅も違ってきます。
 
コストが安く、

商品の選択肢が豊富な、
 
ネット証券を選びましょう。
 
証券口座は複数の会社に開けるので

SBI証券

楽天証券

マネックス証券」の3社には、

口座だけ作っておいても
いいかも知れません。
 
※つみたてNISA口座・
iDeCo口座はそれぞれ、
各人1つしか持てません。
 
ここからのお話は、
SBI証券と楽天証券の
取り扱いファンドを前提に
進めていきます。
 
ファンド=投資信託です)
 

2. 米国ETFから、投資信託を選ぼう

 
 
前回、米国ETFについて、
ゼロから解説しました。
 
■ 資産形成は、

米国株投資を中心にするべき
 
■ 米国株投資は、
 
インデックス運用の
 
米国ETFが優れている
 
■ つみたてNISAや
iDeCoを始めるときに
米国ETFがわかると、理解が早い
 
ということを説明しています。
先に、こちらから、読んでみてください↓
 
米国ETFってなに?【初心者向けに解説】
 
ここで見てきた米国ETFは、
どの投資信託にあたるのか?
 
この点を見ていきましょう。
 

3. どんなファンドを買うべきか

 
つみたてNISAでは、国が、
国民の資産形成を後押しするために
低コストの優良な投資信託を
選定してくれています。
 
そうは言っても、
とても多くのファンドの中から、
どれかの商品を
選ばなければなりません。
 
(つみたてNISAに比較して、
iDeCo対象ファンドは
種類が少なくなっています。)
 
なので、まずは、

そもそも、どんなファンドが

買っていいファンドなのか?
 
ポイントをまとめてみます。
 

① ノーロード(販売手数料ゼロ)

投資信託にかかるコストは、
3つあります。
 
販売手数料
 
購入時に販売会社に払う手数料
 
信託報酬
 
運用にかかる管理費用
 
(ファンドを保有している間、
負担する必要があり、
運用資産から自動的に
日割りで差し引かれます。)
 
信託財産留保額
 
解約時に、ファンドの資産に
 
置いてくる金額が設定されている
 
ものもあります。
 
このうち、
 
販売手数料が無料のファンドを
 
「ノーロード」といいます。
 
このノーロード型ファンドを
 
選びましょう。
 

② 信託報酬が低い

一般的に、
インデックス運用のファンドは、
低コストになっています。
 
このファンドの保有コストが

投資の利回りに大きく影響してくるので

できるだけ信託報酬の低い

ファンドを選んでください。
 

③ 運用期間が3年以上

ファンドが設定されてから、
長く安定した(指数にそった)
運用がされている実績があれば
安心です。
 
設定されたばかりのファンドよりも
 
比較的、長期間、運用されている
 
ファンドを選びましょう。
 

④ 純資産額が増加傾向

ファンドで運用されている
 
資産の総額を純資産額と言います。
 
解約が相次いで資産が減少傾向だと
この先が不安になりますよね。
 
新たな資金が集まり、
 
資産が増加傾向にあるファンドを
 
選びましょう。
 
これらのポイントを踏まえたうえで
具体的にどのファンドを選べばいいのか
 
見ていきましょう。
 
ファンドの投資対象
(組入資産)ごとに、
おすすめファンドを挙げていきます。
 
米国ETFでいうと、
S&P500指数連動の
「SPY」と「VOO」
 
米国株式全銘柄に
まるっと投資する「VTI」
 
この2つのタイプを、
それぞれご紹介します。
 
取りあげたファンドは
すべてノーロードです。
 
前回の米国ETFの解説でも書きましたが

この2つのタイプの、

あなたが期待できる方を選んでくださいね。
 
そう、どちらも正解ですから。
 

4. SBI証券のおすすめファンド

 
SBI証券の商品ラインナップは
こちらです。
 
SBI証券
つみたてNISA対象ファンド
 
iDeCo対象ファンド
 

① S&P500指数 連動型

 
■ ファンド名:
 
SBI・V・S&P500 インデックスファンド
 
(愛称:SBI・V・S&P500
 
対象ETF:VOO
 
運用会社:
SBIアセットマネジメント株式会社
 
設定日:2019年9月
 
信託報酬 /年:0.0938%程度
 
信託財産留保額:なし
 
 
■ ファンド名:
 
eMAXIS Slim 米国株式 (S&P500)
 
対象資産:S&P500銘柄
 
運用会社:
三菱UFJ国際投信株式会社
 
設定日:2018年7月
 
信託報酬 /年:0.0968%程度
 
信託財産留保額:なし
 
※ eMAXIS Slim 米国株式
(S&P500)は、
米国ETFに投資するファンドでは
ありません。
 
三菱UFJ国際投信が、
S&P500銘柄で運用する
マザーファンドに投資しています。

SPYやVOOと同様の投資成果が
期待できます。
 

② 米国市場全銘柄 投資型

 
■ ファンド名:
 
SBI・V・全米株式 インデックスファンド
 
(愛称:SBI・V・全米株式
 
対象ETF:VTI
 
運用会社:
SBIアセットマネジメント株式会社
 
設定日:2021年6月
 
信託報酬 /年:0.0938%程度
 
信託財産留保額:なし
 

5. 楽天証券のおすすめファンド

 
楽天証券の商品ラインナップは
こちらです。
 
つみたてNISA・iDeCo対象ファンド
 

① S&P500指数 連動型

 
■ ファンド名:
 
eMAXIS Slim 米国株式 (S&P500)
 
対象資産:S&P500銘柄
 
運用会社:
三菱UFJ国際投信株式会社
 
設定日:2018年7月
 
信託報酬 /年:0.0968%程度
 
信託財産留保額:なし
 

② 米国市場全銘柄 投資型

 
■ ファンド名:
 
楽天・全米株式 インデックスファンド
 
(愛称:
楽天・バンガード・ファンド 全米株式
 
対象ETF:VTI
 
運用会社:楽天投信投資顧問
 
設定日:2017年9月
 
信託報酬 /年:0.162%程度
 
信託財産留保額:なし
 

6. まとめ

 
今回、つみたてNISAを始めるための
おすすめのネット証券と、
どの投資信託を買ったらいいのか?
解説してきました。
 
具体的に、SBI証券と楽天証券、
それぞれのおすすめ銘柄を挙げました。
 
米国ETFに投資しているファンド
米国ETFと同様の中身のファンド
 
ここに挙げたものは、

いずれも低コストで、

潤沢な資産を持つ
 
優秀なファンドです。
 
この中から、それぞれの
米国ETFの特性を照らし合わせて、
ファンドを選んでみては
いかがでしょうか?
 
ご自身で決めた銘柄で、
つみたてNISAをスタートさせたら、
あとはじっくりと
積み立てを継続してください。
 
株式市場が不調な今のようなときこそ

月々継続が力を発揮しますよ。
 
景気には波があります。
 
ですが、過去もそうだったように、
 
株式市場がなくなることはありません。
 
長期的な視野をもって、
 
楽しんで取り組みたいですよね!

 

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