投稿日 2022年3月30日
更新日 2022年3月30日
こんにちは
和する心で、世界を包む
みむちゃん こと、
旅人の吉見淳史です。
お金の学校®の校長先生をしています。
このブログでは、時代の最先端、
Web3.0(ウェブスリー)について、
ゼロから、わかりやすく
ゼロから、わかりやすく
解説していきます。
革新的な世界に、
先行者として、飛び込んでいく、
あなたを後押しします!
《記事の内容》
1. 暗号資産という名称
2. 暗号資産はアヤシイ?
① 激しい値動き
② ICOバブルや詐欺事件
3. 暗号資産の誕生
4. 暗号資産の重要性
5. 暗号資産との付き合い方
ビットコインや仮想通貨と聞いて、
「なんかアヤシイ」という感覚を
抱いていらっしゃるかもしれません。
「私は仮想通貨には手を出しません」
と、胸の内で
決めてしまっていませんか?
「投資は必要だ」ということは
日本人のあいだでも、
遅ればせながら
認識が拡がってきました。
つみたてNISAやiDeCoを
始めた方は多いと思います。
私は、仮想通貨も、
株式や投資信託のように、
みなさんの投資対象に
加えてもらいたいと思っています。
そうは言っても、まだまだ、
なじみが薄いのが現実なので、
これから一緒に学んでいきましょう!
1. 暗号資産という名称
「仮想通貨」という呼び名が
一般的ですが、2019年の
資金決済法と金融商品取引法の
改正によって「暗号資産」へと
正式名称が変更されました。
海外では、
「Crypto Currency
(クリプトカレンシー)」
(クリプトカレンシー)」
と呼ばれています。
和訳すると、「クリプト」は暗号、
「カレンシー」は通貨です。
そのため、暗号通貨や、
単にクリプトという名称で、
暗号資産を呼ぶこともあります。
2. 暗号資産はアヤシイ?
① 激しい値動き
暗号資産の最初のブームは
2017年にやってきました。
仮想通貨バブルといわれ、
ビットコインなどの仮想通貨投資で、
「億り人(投資で1億円超の資産を
築いた人)」が続出し、
大きな話題になりました。
その後、大きく値下がりする局面も
あり、暗号資産ブームは
終わったかに見えました。
しかし、2020年後半から昨年
(2021年11月)にかけて、
再びバブルが起こり、
大きな注目を集めました。
短期間で大きな利益をつかむことが
できたことから、自分の資産額に
合わない無理な投資を行い、
人生を狂わせてしまう人も現れました。
このように、急騰、その後の急落と、
激しい値動きを繰り返してきたため、
暗号資産は「投機的
(ギャンブル性が高い)」な投資対象だ
という印象が、少なからず、
ついてしまいました。
② ICOバブルや詐欺事件
企業などが暗号資産を発行して
資金調達する手法があります。
ICO (Initial Coin Offering)です。
2017年の暗号資産ブームに
あやかって、ICOによるトークンの
発行ラッシュが起こりました。
なかには、そもそも実体のない
プロジェクトによる
詐欺まがいのICOもありました。
そのように発行されたトークンの多くが
紙切れとなり、資産を失う人が
続出しました。
そのため、「暗号資産は詐欺商品」
「暗号資産は紙切れになる」
という思い込みを持つ人が
生まれてしまったのです。
現実に、暗号資産の種類は
2022年3月29日現在13,466もあり
そのほとんどが無価値になっています。
株式や投資信託のような
伝統的な投資商品と比べると、
リスクが高いのは事実です。
それでは、暗号資産投資とは、
短期的な値上がりだけを狙う、
ギャンブルなのでしょうか?
暗号資産は、実体がなく、
いずれ紙切れになってしまうもの
なのでしょうか?
3. 暗号資産の誕生
2008年に、サトシ・ナカモトという
偽名の人物が、ブロックチェーンに
関する論文を発表しました。
その論文をもとに、翌2009年、
研究者たちが、
ブロックチェーンに基づく
最初の暗号資産、
ビットコインを完成させました。
暗号資産を成り立たせているのは
ブロックチェーン技術です。
同時に、この革命的な新技術
ブロックチェーンにとって
暗号資産は
なくてはならないものなのです!
[ここから先を理解するために、ブロックチェーンの解説を合わせて読んでおいてください。リンクはこちら↓]
4. 暗号資産の重要性
今後、NFTやメタバース、
DeFiといったWeb3.0の世界の
経済規模が拡大していくのは
疑いようがありません。
これらはすべて、ブロックチェーンの
基に成り立っています。
ブロックチェーンを基にした
ネットワークには、
中央管理者は存在しません。
世界中のネットワーク参加者の端末で
取引記録は分散管理されています。
ブロックチェーンでは、台帳記録を
新たなブロックに刻む際、
最初に正解にたどり着いた参加者
(マイナー)に報酬を与える仕組みを
採用しています。
この報酬として、
暗号資産が与えられます。
また、取引執行のたびに、
ネットワークの利用手数料が
必要になっています。
この手数料も、
やはり暗号資産です。
さらに、将来的には、メタバース
(ブロックチェーンを基にした、
3Dの仮想空間)の中で、
経済が循環するようになると
考えられています。
現実世界のあらゆるものが、
NFT化され、メタバース内で
取引されるのです。
この決済は、円やドルといった
「法定通貨」で行われるのでは
ありません。
国境がなく、移動が自由な
デジタル通貨「暗号資産」が
使用されるのです。
これらのことからも、
ブロックチェーンの拡がりとともに、
暗号資産の需要は高まらざるを
得ないのです。
「いずれ消滅する」ようなものでは
なく、時間の経過とともに
私たちの生活に、浸透していく
ことでしょう。
[メタバースの解説はこちらから↓]
[NFTの解説はこちらから↓]
5. 暗号資産との付き合い方
暗号資産は、まだ歴史も浅く、
評価も定まっていないため、
急騰・急落を繰り返すなど、
激しい値動きを伴います。
不正や改ざんが実質的に不可能で、
取引の正当性が保証されているという
ブロックチェーンゆえの
優れた特長はあります。
ですが、まだ法制度が未整備で、
投資家保護のしくみは
万全とは言えません。
自己責任が問われ、
その管理には知識も必要です。
しかし、そんな、まだ未成熟な
市場だからこそ、
チャンスも転がっているのです。
基本的な知識を学んだら、
小額から始めてみましょう。
短期的な値上がりを追うのではなく、
コツコツと長期に渡って積立てる
「ほったらかし投資」を
実践してください。
激しい値動きを伴う資産にこそ、
つみたては効果を発揮するのですよ!