投稿日 2022年3月18日

                 更新日 2022年3月23日

こんにちは
和する心で、世界を包む
みむちゃん こと、
旅人の吉見淳史です。
お金の学校®の校長先生をしています。
 
このブログでは、時代の最先端、
Web3.0(ウェブスリー)について、
解説していきます。
 
革新的な世界に、
先行者として、飛び込んでいく、
あなたを後押しします!

 

 
  《記事の内容》
 
 1.ブロックチェーンってなに?
  ①台帳(Ledger)とは
  ②分散(Decentralized)とは
  ③ブロックチェーンのしくみ
 
 2.ブロックチェーンの特徴
  ①ブロックチェーンのメリット
  ②ブロックチェーンのデメリット
 
 3.ブロックチェーンで変わる世界
 
 4.ブロックチェーンの応用例
  ■仮想通貨(暗号資産)
  ■メタバース
  ■NFT(非代替性トークン)
  ■ブロックチェーンゲーム / GemeFi
  ■DeFi(分散型金融 ディファイ)
  ■DAO(自律分散型組織 ダオ)
 
 5.まとめ
  
  
 
ブロックチェーンという言葉は、
ご存知の方も
多いのではないでしょうか?
 
そうかと言って
「じゃあ、
 ブロックチェーンってなに?」
と聞かれて、説明できる方は、
正直少ないのではないかと
思います。
 
ブロックチェーン自体は技術なので、
はっきり言って、
ITの知識がない人が理解するのは、
難しいと思います。
 
ただ、私たちが、
当たり前に使っている、
電気やスマホ。
 
その技術的な構造を理解して
使っている人は、ごく一部ですよね。
 
知らなくても、問題なく、
使えているというのが
現実じゃないでしょうか?
 
今回は、ブロックチェーンの
ザックリとした解説と、
ブロックチェーンの思想背景、
ブロックチェーンで
実現できることを見ていきます。
 
それを通して、ブロックチェーンという
概念を使いこなして、
世界の未来像を描けるようになります!
 
それでは、早速、始めましょう!
 

1. ブロックチェーンってなに?

 
ブロックチェーン技術とは、
「ビットコイン」などの仮想通貨に
使われている、暗号技術です。
 
2008年に、サトシ・ナカモトという
偽名の人物が、ブロックチェーンに
関する
論文を発表しました。
 
その論文をもとに、翌2009年、
研究者たちが、
ブロックチェーンに基づく仮想通貨、
ビットコインを完成させました。
 
ビットコインは、
ブロックチェーンの、初の事例です。
 
ブロックチェーンとは、
ブロックをくさり(チェーン)状に
つなげる暗号技術を使った、
ネット上の取引台帳です。
 
インターネット上に参加している、
すべての端末(PCやスマホ)同士を
直接つなぎ、取引履歴を、
皆で分散して、
記録・処理する
しくみを採用しています。
 
分散台帳
(Decentralized Ledger
ディセントラライズド・レジャー)
と呼ばれます。
 

①台帳(Ledger)とは

 
台帳について説明するために、
まず人類の歴史について
見ていきましょう。
 
原始時代は、それぞれの人が、
狩猟・漁労・採集をして、
自給自足の生活をしていました。
 
その後、肉や魚、米などを交換する
「物々交換」が生まれます。
 
時代が進むと、利便性を求めて、
人々は交換のための「貨幣」を
生み出します。
 
最初の貨幣は貝殻でしたが、
金・銀など、現在のお金に
近づいていきます。
 
江戸時代には、
小判を家に置いておくのは心配なので、
両替商(現在の銀行の起源)に
預かってもらうようになります。
 
両替商は、安全な蔵に
小判を保管しておき、
現物のお金を交換する代わりに、
大福帳に貸し借りの動きを記載します。
 
この取引を記録した帳簿が、台帳です。
 

②分散(Decentralized)とは

 
従来のデータとは、
国家や企業という中央管理者が、
一元管理していました。
 
これは、中央集権的
(Centralized セントラライズド)
データベースです。
 
例えば、私たちはアマゾンに
アカウント登録をして、
アマゾンのデータベースを利用します。
 
アマゾンは、私たちの個人情報を
一括管理して、私たちにサービスを
提供しています。
 
アマゾンがサイバー攻撃を受けたら、
アマゾンのサーバーに、アクセス
できなくなる可能性があります。
 
また、ハッキングによって、
私たちの個人情報が流出し、
漏洩する危険性もあります。
 
アマゾンによって
私たちのアカウントが停止されれば、
購入済みのデジタルデータは
消されてしまいます。
 
ブロックチェーン技術のもとでは、
中央管理者が存在しません。
 
ネットワークに参加する、
PCやスマホといった
不特定多数の端末が、
サーバーを介さずに、端末同士で、
直接データを共有、処理しています。
 
中央の管理者が
データを一元管理するのではなく、
世界中のネットワーク参加者が
分散管理します。
 
これが、非中央集権的
(非 De 中央集権的 Centralized
ディセントラライズド)な
台帳技術です。
 

③ブロックチェーンのしくみ

 
ブロックチェーンでは、
世界中に点在する、ネットワークに
参加しているコンピューターが、
取引記録の計算(新規ブロックの作成)
行います。
 
その計算結果が正しいものであるか、
参加者全員の検証を受けます。
 
皆の合意が形成されたら
コンセンサスアルゴリズム)、
正解のブロックが
チェーンに接続されます。
 
このブロックチェーン(記録台帳)は、
全く同じ内容が、
各参加者の端末で共有されています。
 
ブロックチェーンの運用が
始まって以来の
すべての取引は、
ブロックチェーンに
記録されています。
 
そして、記録されたデータは、
誰もが閲覧可能なので、
不正や改ざんは、すぐに
発覚してしまうのです。
 
※この正解を探すための計算作業を
マイニング(採掘)と呼び、
最初に正解にたどり着いた人に
報酬が与えられるしくみに
なっています。
 

2. ブロックチェーンの特徴

 
ブロックチェーンは、
「情報記録の完全性が保証された台帳」
ということができます。
 
この分散型(非中央集権・分権)
であるがゆえの特徴について
見ていきましょう。
 

①ブロックチェーンのメリット

 
(1)改ざんが極めて困難
 
世界中のネットワーク参加者の端末で
分散管理されている取引記録を
同時に書き換えるのは
実質的に不可能であり、
仕組みからデータの完全性が
保証されています。
 
※「51%攻撃」について
51%の端末の記録を
同時に書き換えることができれば、
原理的に改ざんは可能です。
そのためには、
膨大な数のコンピュータと、
膨大な電力が必要です。
不正や改ざんには莫大なコストがかかり
実質不可能といえるのです。
 
(2)システムが止まらない
 
中央のサーバーによる一元管理ではなく
分散管理がされているために
ネットワークの一部に不具合が生じても
システムダウンが起こらず、
稼働し続けることができます。
 
(3)仲介業者が不要
 
仲介業者や決済業者に支払う費用がなく
取引コストが削減されます。
監査や、書類作成などの事務コストの
削減にもつながります。
 

②ブロックチェーンのデメリット

 
スケーラビリティ(拡張性)の問題
(スケーリングとも言います。)
 
承認作業には一定の時間がかかるので、
取引が増すと、処理時間が
増えてしまうという問題があります。
 
この根本的な問題を解決するための
方法論について知りたい方は、
「オンチェーン」「オフチェーン」
などで
調べてみてください。
 

3. ブロックチェーンで変わる世界

 
従来のシステムでは、
「取引の確からしさ」を保証してくれる
中央集権的な管理者が必要でした。
 
しかし、ブロックチェーン技術によって
仕組みから取引の完全性が
保証されるようになったために、
中央管理者が必要でなくなり、
当事者間での安全な取引が
可能になりました。
 
仲介業者が不要なので、
取引コストが削減できます。
 
さらに、ブロックチェーンに
記録されたデータは、
誰もが、閲覧や利用ができる、
オープンソースです。
 
参入障壁も低くなります。
 
ブロックチェーンによって、この世界は
巨大企業が牛耳る
中央集権的システムから、
開かれた、民主的なシステムへと
変貌していくことになるのです。
 

4. ブロックチェーンの応用例

 
これまでの章で見てきたように、
ブロックチェーンの発明とは、
既存の社会構造を一変させてしまう
ような
出来事です。
 
ブロックチェーンによって、次々と
新しい成長分野が生まれてきました。
 
ここに、例をいくつか
挙げておきたいと思います。
 
スマートコントラクト(プログラムに
よって自動的に契約を執行するしくみ)
実装されたブロックチェーンを
含みます。
 

仮想通貨(暗号資産)

円やドルのような、国家が価値を
裏付ける法定通貨ではなく、
国境を越えた、個人間送金のできる、
銀行口座を持たない人でも利用可能な、
デジタル通貨です。
 

メタバース

「インターネット上の3Dの仮想空間」
です。
 
将来的に、人々は、アバターを使って、
仕事や余暇を含め、あらゆる生活における
活動を、メタバース空間で行うように
なると
考えられます。
 

NFT(非代替性トークン)

[Non-Fungible Token]
本来、無限に複製可能な
デジタルデータに、

唯一無二の価値を与えることが
可能になりました。

あなたは、購入したNFTについて
「私が正当な所有者である」と
証明することができます。
だから、マーケットで
転売できるのです。

今後は、現実世界のあらゆるものが
NFTになる、といわれています。

 

ブロックチェーンゲーム / GemeFi

 
メタバースと結びついた
ブロックチェーンゲームは、
ゲームして稼ぐ
「P2E(Play To Earn)」
という
新しいスタイルを生み出しました。
 
ゲームをして遊ぶこと自体が
お金になるほか
ゲーム内のNFTアイテムを売って稼ぐ、
ゲーム内で新しいゲームを
創造して稼ぐなど、
さまざまなバリエーションが
生まれています。
 

DeFi(分散型金融 ディファイ)

Decentralized Finance
 
銀行や取引所などの仲介者が
不要になったことで、
もともとデジタルと相性の良かった
金融の世界が、大きく発展しました。
 
極端に言えば、あなたも明日から
銀行(DEX 分散型取引所)を
営むことができるのです。
 
なにしろ、プログラムはすべて
公開されているのですから。
 

DAO(自律分散型組織 ダオ)

Decentralized Autonomous Organization
 
経営幹部が意思決定を行う、
既存の会社組織と異なり、
参加者の合意によって、
集団的に意思決定がなされます。
 
プログラムによって、
自律的に運営が行われています。
 
あなたが、将来働くのは、社長が率いる
ピラミッド型の会社組織ではなく、
フラットなDAOかもしれません。
 

5. まとめ

 
ここまで、
ブロックチェーン技術とは何か、
その特長、ブロックチェーンが実現する
新しい世界などを見てきました。
 
ブロックチェーンとは、
インターネットの暗号技術で、
分散型の取引記録台帳です。
 
不正や改ざんが、極めて困難で、
取引記録の完全性が保証されて
いるために、
権威ある中央管理者や
仲介業者を必要としません。
 
それによって、当事者間での
取引が可能になります。
 
ブロックチェーン技術によって、
今後の世界は大きく変わっていく
ことでしょう。
 
これが、「ブロックチェーンの発明は、
インターネット登場以来の革命」だと
言われるゆえんです。
 
けれども、ブロックチェーンの時代は
まだ始まったばかり。
 
実際に、利用している人は、
まだわずかです。
 
しかし、既存の社会構造を変えてしまう
インパクトと、それによって、
大きな経済圏を創出するポテンシャルを
秘めています。
 
「理系じゃないから」などと敬遠せずに
ブロックチェーンの概念を理解し、
新しい時代の波に乗っていきましょう!

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