投稿日 2022年5月10日
更新日 2022年5月10日
こんにちは
和する心で、世界を包む
みむちゃん こと、
旅人の吉見淳史です。
お金の学校®の校長先生をしています。
このブログでは、
時間がかからず、ストレスのない
『ほったらかし投資』 について
ゼロから、わかりやすく
解説していきます。
今回は、
「なんで米国株投資がいいの?」
という疑問について、
掘り下げてみます。
それでは、一緒に学んでいきましょう!
《記事の内容》
1. どうして米国株がいいの?
2. アメリカだけでいいの?
3. ドルとユーロに分ける?
4. まとめ
1. どうして米国株がいいの?
前回、「将来に向けた
資産形成のために、
米国株投資を始めましょう」
というお話をしました。
資産形成のために、
米国株投資を始めましょう」
というお話をしました。
記事のリンクはこちらです↓
【初心者向け】資産運用って、なにしたらいいの?
米国株を選ぶ理由は
米国株式市場が
世界の時価総額の6割を占める、
圧倒的に大きな市場
業界のトップリーダーは、
ほぼアメリカの企業
ほぼアメリカの企業
ということを挙げています。
また、少子高齢化で人口の
減少が進む日本と比較した、
株価の推移の違いも
見ていただきました。
減少が進む日本と比較した、
株価の推移の違いも
見ていただきました。
日本は1989年の高値を、いまだ
超えることができずにいます。
超えることができずにいます。
この1992年からの30年の米国株と
日本株の比較はこちら↓
日本株の比較はこちら↓
米国株はアメリカの代表的な株価指数
「S&P500指数」
「S&P500指数」
日本株は、代表的な株価指数
「TOPIX(ドルベース)」を使用
「TOPIX(ドルベース)」を使用
出典:auカブコム証券
アメリカでは、移民を受け入れ
人口は増加しています。
人口は増加しています。
国の富を生み出す、
労働人口が増えているので、
今後のアメリカ経済も
成長していく可能性が高い
ということです。
労働人口が増えているので、
今後のアメリカ経済も
成長していく可能性が高い
ということです。
また、米国株式への投資を通じて
世界の基軸通貨
(決済に使われる通貨ということ)
米ドルを持つことができます。
円安で価値が下がっていく
リスクのある
リスクのある
日本円だけに
資産が偏るのを避けられます。
2. アメリカだけでいいの?
「でも、他の国もいろいろ
買っておいた方がいいんじゃない?」
買っておいた方がいいんじゃない?」
もちろん、未来のことはわかりませんし、
正解もひとつではありません。
正解もひとつではありません。
「色々な国に幅広く
投資しておけば、どこかが
成長してくれるだろうし、
とりっぱくれがない」
投資しておけば、どこかが
成長してくれるだろうし、
とりっぱくれがない」
という考え方も、あり
だと思います。
だと思います。
そのうえで、私が
銘柄を分散させておけばいい」
「米国株の中で、
銘柄を分散させておけばいい」
と考える理由をお話しします。
というか、これは、
見ていただいた方がいいと思うので
チャートをご紹介します。
見ていただいた方がいいと思うので
チャートをご紹介します。
こちらは、米国株と主要先進国の
株式との、2000年以降の
株価推移の比較です。
株式との、2000年以降の
株価推移の比較です。
【米国株と英国株】
【米国株とドイツ株】
【米国株と日本株】
米国株はアメリカの代表的な株価指数
「S&P500指数」
「S&P500指数」
イギリス株は「FTSE100指数」
ドイツ株は「DAX指数」
日本株は「日経平均株価(225種)」
いずれもドルベースを使用
出典:(すべて )yahoo!finance
では、主要先進国だけではなく、
世界中に資産を分散させたらどうなのか?
世界中に資産を分散させたらどうなのか?
成長著しい新興国も含めてみては?
ということで、
またチャートを見てみましょう。
またチャートを見てみましょう。
こちらは、世界の
株式時価総額と同じ比率で、
全世界に投資したものとの
価格推移の比較です。
【米国株と全世界株】
米国株は「S&P500指数」連動の米国ETF
「SPY:SPDR S&P500 ETFトラスト」
「SPY:SPDR S&P500 ETFトラスト」
全世界株式は米国ETFの
「VT:バンガード・トータル・
ワールド・ストックETF」、
ワールド・ストックETF」、
いずれもドルベースを使用
(比較のできる2008年 VT上場以降のデータ)
出典:yahoo!finance
過去のデータから見ると、
米国株式への投資が、
世界中の市場に分散させる投資に
勝っています。
米国株式への投資が、
世界中の市場に分散させる投資に
勝っています。
やはり長期的な
成長が期待できるのは、
米国株式なのではないか
という考えに至っています。
話をむずかしくしないため、
ここでは省きますが、
投資評価の尺度は、収益率
(パフォーマンス)だけ
ではありません。
ここでは省きますが、
投資評価の尺度は、収益率
(パフォーマンス)だけ
ではありません。
同程度の収益をえるために、
どれくらいのリスクを取る
必要があるのか
どれくらいのリスクを取る
必要があるのか
「シャープレシオ」
一定期間での値ぶれ
(株価の上下の振れ幅)の大きさ
(株価の上下の振れ幅)の大きさ
「標準偏差」など、
複数のファクターがあります。
3. ドルとユーロに分ける?
さらに、
「ドルだけではなく、ユーロにも
分散しておいた方がいいのでは?」
勉強熱心な方ほど、
いろいろ疑問がわき、
迷ってしまうかも知れませんね。
いろいろ疑問がわき、
迷ってしまうかも知れませんね。
ユーロ圏は複数の国が
単一の通貨を使用しています。
単一の通貨を使用しています。
国は、金融政策
(金利を上げ下げすること)で、
経済のかじ取りをしています。
(金利を上げ下げすること)で、
経済のかじ取りをしています。
ユーロの参加国は、
それぞれの国の経済状況に合わせて、
金利を自由に動かすことが
できません。
それぞれの国の経済状況に合わせて、
金利を自由に動かすことが
できません。
この構造的な問題が、
表面化してきています。
表面化してきています。
また、ユーロ圏も少子高齢化で
成長は期待しにくい状況です。
成長は期待しにくい状況です。
投資の目的は、
成長する資産を買うことです。
成長する資産を買うことです。
なので、私は、ユーロ圏の株式を
積極的に組み入れる必要は
ないのかなと考えています。
積極的に組み入れる必要は
ないのかなと考えています。
4. まとめ
これまで、
資本主義経済の中心であり、
つねに新しいビジネスを生み出してきた
アメリカの株式について
見てきました。
見てきました。
投資の世界における
米国の優位性は圧倒的なものが
あります。
米国の優位性は圧倒的なものが
あります。
ですが、米国株への投資は
唯一の正解というわけではありません。
人それぞれ、取れるリスクや
資金量、資産運用に
振り向けられる時間は違います。
成長期待の強い新興国株式や、
仮想通貨への投資など、
選択肢は無数にあります。
仮想通貨への投資など、
選択肢は無数にあります。
けれど、あなたが、
これから資産形成始めるなら、
米国株からスタートしてみては
いかがでしょうか?
税制優遇のある、
つみたてNISAやiDeCoで、
米国株投信の積立をしてみましょう。
つみたてNISAやiDeCoで、
米国株投信の積立をしてみましょう。
月々、積み立てている中で、
さまざまな相場環境を経験し、
さまざまな相場環境を経験し、
その経験が、あなたの資産になります。
そうして、実体験からえられた学びを
あなたのお子さんや大切な方々に
伝えてあげてください。
あなたのお子さんや大切な方々に
伝えてあげてください。
そうすれば、周りの方々と共に、
ずっと豊かな人生を歩んでゆけるのです。
ずっと豊かな人生を歩んでゆけるのです。
ぜひ、資産形成を始めて、
そんな幸せな人生を
選択してくださいね。
そんな幸せな人生を
選択してくださいね。