投稿日 2022年4月1日
更新日 2022年4月1日
こんにちは
和する心で、世界を包む
みむちゃん こと、
旅人の吉見淳史です。
お金の学校®の校長先生をしています。
このブログでは、時代の最先端、
Web3.0(ウェブスリー)について、
ゼロから、わかりやすく
解説していきます。
革新的な世界に、
先行者として、飛び込んでいく、
あなたを後押しします!
《記事の内容》
1. 暗号資産はデジタルデータ
2. 法定通貨との違い
① 法定通貨とは?
② 円やドルとの違いは?
3. 電子マネーとの違い
4. 暗号資産の種類
① ビットコイン
② アルトコイン
③ 草コイン
④ ステーブルコイン
5. 最後に
前回は、「暗号資産とはなにか?」
というテーマで、その役割と重要性、
今後の展開について書きました。
暗号資産の本質を踏まえたうえで、
浮かび上がってくる疑問や、
暗号資産の種類などを
解説していきます。
合せて読んでいただくと、
「暗号資産ってなに?よくわからない」
という周りの人たちにも、
教えてあげられるようになりますよ。
それでは、前回のおさらいから
始めましょう!
1. 暗号資産はデジタルデータ
暗号資産を産み出したのは、
ブロックチェーン技術です。
そして、暗号資産はブロックチェーンで
欠くことのできない役割を
担っています。
2009年、研究者たちが、
最初の暗号資産であるビットコインを
完成させました。
暗号資産とは、ブロックチェーンを
基にしたインターネット上で、
電子データのみでやりとりされる通貨
(デジタル通貨)です。
ブロックチェーン技術の上に成り立つ
Web3.0の世界で、交換手段となるのは
円やドルではなく、国境を越えて
世界に即つながる暗号資産なのです。
暗号資産の理解には、Web3.0やブロックチェーンの知識が欠かせないので、こちらも読んでおいてください!
[「暗号資産とはなにか?」はこちらから↓]
https://money-schoolr.com/crypto1/
[「Web3.0とはなにか?」はこちらから↓]
[「Web3.0とはなにか?」はこちらから↓]
2. 法定通貨との違い
① 法定通貨とは?
私たちが普段、使っているお金
「日本円」は法定通貨と呼ばれます。
米ドル、ユーロ、ポンドなども
法定通貨です。
日本円には物理的実体があり、
国家がその価値を保証しています。
法定通貨とは、国が法律で、
最終決済手段として認めている
ということです。
日本円や米ドルといった法定通貨は、
国家や中央銀行によって、
発行・管理されています。
日本円の場合、硬貨は日本政府、
紙幣は日本銀行が発行してますよね。
日本銀行が、円の発行量を決め、
流通量をコントロールして、
価値の変動を抑えています。
中央に、このような役割をする
管理者がいるシステムは、
中央集権型と呼ばれます。
2021年9月、中米エルサルバドルが
世界で初めてビットコインを
法定通貨に採用したニュースを
記憶していらっしゃいますか?
日本やアメリカのような先進国では
経済が安定していて、そういう国には
信用があるので、通貨の価値が
保たれています。
しかし、経済が混乱して
政情が不安定な国の通貨は、
価値が下がっていってしまいます。
そのため、エルサルバドルは、
自国の通貨を放棄して、
米ドルを法定通貨としてきたのです。
そして、昨年から、
ビットコインを法定通貨とし、
米ドルと併用しています。
② 円やドルとの違いは?
暗号資産は、物理的実体のない
デジタルデータです。
そして、国家によって
価値が保証されている、
法定通貨ではありません。
運営者が中央にいて
一元管理されている中央集権システム
とは異なります。
世界中にある、ネットワーク参加者の
端末で分散管理されている
(非中央集権)のが、特徴です。
電子データである
暗号資産のブロックチェーンは、
誰でも閲覧・検証が可能です。
データの真ぴょう性が保証されている
ので、財産的価値があり、
暗号資産取引所で、法定通貨と
交換することができます。
3. 電子マネーとの違いは?
現金を用いない電子データでの
決済サービスというと、電子マネーを
思い浮かべるかもしれません。
最近はカードではなく
もっぱらスマホアプリなので、
なおさら同じように感じますよね。
では、電子マネーとは、
どういうものなのでしょうか?
電子マネーは、国ではなく、
企業が発行・管理しています。
例えば、SuicaはJR東日本、
PayPayはソフトバンクとヤフー
によって運営されています。
によって運営されています。
これが、企業が中央管理者として
一元管理する中央集権型システムです。
そして、電子マネーは、現金を
そのままデジタル化しています。
日本円という法定通貨を
使用しているのです。
4. 暗号資産の種類
さて、暗号資産には、
どんなものがあるのでしょうか?
暗号資産は、実はとても
数が多いのです。
ほとんど値がつかないものも含めると
2022年4月1日現在、13,453銘柄
になります。
ここでは、暗号資産には、
どんな種類のものがあるのかを、
ざざっと見ていきましょう。
① ビットコイン (BTC/Bitcoin)
世界最初のブロックチェーンとして
生まれた、暗号資産です。
2009年1月に完成しました。
最も流通量が多く、時価総額は、
通貨全体の約40%を占めています。
「暗号資産の基軸通貨」
と呼ばれています。
暗号資産の世界での、
米ドルのような存在です。
世界中で、最も多く決済や取引に
使われています。
② アルトコイン
ビットコイン以外の暗号資産を
総称して、アルトコインと呼びます。
代表的なものに、イーサリアム、
リップル、バイナンスコイン、ソラナ
などがあります。
■ イーサリアム(ETH)
実は、イーサリアムとは、
暗号資産そのものの名前ではなく
ブロックチェーンを基にした
プログラムを実行するための
プラットフォームなのです。
暗号資産はイーサです。
プラットフォームの利用手数料として
使用されます。
時価総額は、ビットコインに次いで
第2位で、約18%を占めています。
NFTや、DeFi(分散型金融)の
プラットフォームは、ほぼイーサリアムの
ブロックチェーンで開発されています。
そのため、需要が高まっているのです。
③ 草コイン
アルトコインの中でも、特に流通量の
少ないものを草コインと呼んでいます。
大化けしするものも中にはありますが、
大部分のものが無価値になってしまう
のが現実です。
一攫千金を狙うのは注意が必要です。
④ ステーブルコイン
暗号資産は値動きが激しく、
資産価値が大きく変動してしまいます。
また、価格が急変動してしまうので、
決済に使いづらいのが難点でした。
そこで、価格が安定している暗号資産
「ステーブルコイン」が開発されました。
代表的なものに、米ドルと連動する
テザー(USDT)、USDコイン(USDC)
などがあります。
最近では、日本円に連動する
ステーブルコインも登場しています。
5. 最後に
暗号資産は、今後ますます拡大する
Web3.0の世界で、なくてはならない
ものとして、存在感を増していくこと
でしょう。
ブロックチェーンの
「時間は不可逆(元に戻せない)」で
「止まらない」という性質上
暗号資産は24時間365日
動き続けます。
従来の株式や外国為替などの資産とは
異なるところも多いです。
ですから、学びながら、
小額から始めていきましょう。
ここまで、読んでくださっている皆さんは、
もうかなり、詳しくなっていますよ!