投稿日 2022年3月16日
更新日 2022年3月23日
こんにちは
和する心で、世界を包む
みむちゃん こと、
旅人の吉見淳史です。
お金の学校®の校長先生をしています。
始まったばかりのWeb3.0の時代
戦後の焼け野原から、
経済が勃興していくような
大変革期に立ち会えることに
ワクワクしています。
この新しい時代を読み解くための
キーワードを学んでいくブログを
スタートしました。
どうぞ、お付き合いください！
目次
1. Web3.0とは？
2. インターネットの歴史
① Web1.0
② Web2.0
③ Web3.0
3. Web2.0の問題点とは？
① 言論の自由やプライバシーの侵害
② 所有権の独占
③ 個人情報の流出
4. 分散型？ Web3.0の特長
5. Web3.0の世界とは？
6. まとめ
① Web3.0とはなに？
② Web3.0の課題
7. 最後に
2021年から、めっちゃバズってる
「Web3.0（ウェブスリー）／Web3」
今日は、
「Web3.0って何ですか？
知らないとヤバい？」
という人のために、
わかりやすく解説します！
1. Web3.0とは？
Web3.0（ウェブスリー）とは、
一言で言うと、
「非中央集権的な、
分散型インターネット」です。
いきなり「⁇」が
出てしまいそうですが、
順に解説していくので、
ご心配なく(笑)
Web3.0は、Web2.0の問題点への
解答として生まれてきました。
このWeb3.0には、
私たちの社会の構造を変えてしまう
ほどのインパクトがあると
言っても過言ではありません。
その意味で、革命と言えるのです。
さらに、Web3.0によって、
新たな巨大市場が出現する、
大きなビジネスチャンスの到来
ともいえるでしょう。
そんな時代の大変革期に、
みなさんもリアルで立ち会えるのです。
それでは、乗り遅れないように、
しっかり学んでいきましょう！
まずは、Web3.0に至るまでの
インターネットの歴史を振り返って、
従来の世界との違いを
見ていきましょう。
2. インターネットの歴史
① Web1.0の時代
：read only
［閲覧だけ］
1989－2005年頃
パソコンが普及し始めた時代です。
伝送速度は遅く、
送受信できるデータ容量も、
今とは比べ物にならないくらい
小さいものでした。
ホームページを作ることができるのは
大企業に限られ、
個人は、ほぼホームページを
閲覧するだけでした。
この一方向性の時代を
代表するサービスは、
Yahoo!やGoogleなどの
インターネット検索エンジンです。
② Web2.0の時代
［閲覧 + 発信］
2005年頃－現代
高速で大容量のデータが
送受信できるようになりました。
誰もが常時インターネットに
接続できるようになりました。
Facebook（現メタ）・
Apple・Microsoftの5社の
テックジャイアントと呼ばれる
巨大IT企業のこと
③ Web3.0の時代
［閲覧 + 発信 + 所有］
現代～
登場によって実現された、
分散型ネットワークを基にした、
非中央集権的な
インターネットの時代です。
データベースでは、
ネットワークに参加する
世界中のコンピューターが
分散して管理を行っており、
国家や大企業のような
中央管理者が存在しません。
記録を同時に書き換えることは
事実上不可能で、
改ざんが極めて困難な
安全性の高いシステムです。
取引の安全性が
保証されているのです。
その登場の背景を知る必要があります。
Web2.0時代に噴出してきた
問題点を解決する方策として
生まれてきたのです。
何なのでしょうか？
3. Web2.0の問題点とは？
その中央集権性によって引き起こされる
いくつかの問題を抱えています。
① 言論の自由やプライバシーの侵害
ツイッターアカウントが
永久凍結されたニュースは、
みなさんもご存じでは
ないでしょうか？
インスタグラム、フェイスブック、
YouTubeのアカウントは
運営会社によって強制的に削除され、
SNSで発信する権利が
剥奪されています。
個人の言論の自由を奪うほどの
権力を持っていいのだろうかという
議論を呼んでいます。
特定の政治思想を持つ、
特定の人々に対して
歪曲されたニュースを表示させ、
一定の投票行動を促すよう
扇動したことも
大きな問題となりました。
当然のように現れる、
私たちに、カスタマイズされた広告。
私たちのネット上の
行動履歴というプライバシーが
商用利用されている証拠です。
② 所有権の独占
SNSに上げられたコンテンツは、
規約上、運営会社が、
利用や削除できる旨がうたわれていて、
その権利は、製作者である私たちに
帰属しているとは言えません。
アカウントが止められてしまえば、
購入した電子書籍や、
クラウド上にあるデータは
消されてしまいます。
中央集権システムの下では、
私たちは
真のデータの所有者とは
言えないのです。
③ 個人情報の流出
サービスを受けています。
サイバー攻撃などを受けた場合に、
私たちの個人情報が流出・悪用される
恐れがあります。
Web3.0の主な特長について、
見ていきます。
4. 分散型？ Web3.0の特長
分散型（非中央集権型）Web
と言われます。
管理権限を1つに集約させずに、
多くの人に分散させる仕組みです。
自ら取引の安全性を確認できる
ブロックチェーン技術により、
実現可能となりました。
プラットフォームを運営する企業に、
私たちの個人情報や行動履歴を提供し
サービスを受けていました。
使用するWeb3.0のサービスには、
IDやパスワードの登録はありません。
そのウォレットをつなぐだけで
さまざまなサービスが利用できます。
インターネット上にある
仮想通貨の入った財布
のようなものです。
そもそも個人情報の漏洩という
概念がありません。
サーバーを管理するのではなく、
不特定多数の端末（PCやスマホ）
同士でデータを共有するため
（「P2P」 ピアツーピアという）
サーバーがダウンして
サービスにアクセスできなくなる
といったこともありません。
自らがデータを管理するのです。
Web3.0の世界では、
何が実現されるのでしょうか？
5. Web3.0の世界とは？
個人間の送金ができることです。
ブロックチェーンの下では、
銀行という中央管理者は不要です。
ドルや円ではなく、
ビットコインなどの暗号資産です。
世界中の人が使える通貨です。
アドレスひとつで
国際送金ができます。
手数料のない、
素早い送金が可能です。
確保されているので、
国が資産を没収するといった
こともできなくなります。
クリエイターが直接、
世界中のファンに自分の作品を
売ることができるのです。
「P2E （Play to Earn）」
も当たり前になってきます。
さまざまな新しい分野が
生まれています。
・DeFi
・NFT
・ブロックチェーンゲーム
6. まとめ
① Web3.0とはなに？
非中央集権的な
分散型のインターネットです。
Web3.0のサービスでは、
企業に、個人情報を提供する
必要がありません。
データを管理・所有するのです。
自由な送金が可能になり、
国境を越えた、
巨大な世界市場が出現するのです。
巨大企業が主導する
Web2.0の時代は終わり、
すぐにもWeb3.0が
取って代わるのでしょうか？
Web2.0とWeb3.0は
併走するかたちになるでしょう。
多くの課題が存在しています。
触れておきたいと思います。
② Web3.0の課題
（ITや金融のリテラシーが必要）
ブロックチェーンの利用料が高い
100円のNFTを購入したら、
ガス代が1万円なんてことも
ザラにあります(笑)
可能なことから、
テロ資金の提供などに
利用される恐れがあり、
今後、法的な規制もありうる
英語で提供されている
総合課税される
7. 最後に
様々なハードルがあるものの、
Web3.0の市場は
着実に育ってきています。
実際のサービスにさわって
徐々に慣れていくのが
良いと思います。
ぜひ味方につけたいですね！